2008年05月23日

原油高騰に歯止めかからずどこまで行くのか


原油高騰に歯止めかからずどこまで行くのか

ニューヨークの原油先物相場で1バレル=135ドルを超す原油価格の急騰が、国内の企業や家計にも深刻な打撃を及ぼし始めています。
化学繊維大手の東レは、原油価格を1バレル=200ドルに設定した事業運営に乗り出す決意を表明したそうですし、日本航空も、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の引き上げなどで、対応予定。
家計に直結するガソリン価格も、来月から四半世紀ぶりに1リットル=170円台に突入する見通しとのことで、ますます、影響が広がるばかりだ。

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ニューヨークの原油先物相場で1バレル=135ドルを超す原油価格の急騰が、国内の企業や家計にも深刻な打撃を及ぼし始めた。ついに1バレル=200ドルを前提に事業計画を組んで構造改革に乗り出す化学メーカーが表れたほか、素材や運輸業界で業績の下方修正が心配される。家計に直結するガソリン価格も、来月から四半世紀ぶりに1リットル=170円台に突入する見通しで、景気の先行きに不透明さが急速に広がっている。

 化学繊維大手の東レの榊原定征社長は22日、原油価格を1バレル=200ドルに設定した事業運営に乗り出す決意を表明した。東レは今月9日の決算発表時も今期1バレル=100ドルの想定を変えなかったが、2週間足らずで方針を転換。「(200ドルでも)事業が成立しうるか考えなくてはならない」(榊原社長)とし、コストに見合う採算がとれない事業に見切りをつけるなど、抜本的な改革に着手する。

 また、日本航空は今期の航空燃料価格を1バレル=110ドルと想定したが、足元の燃料価格はすでに50ドル上回る水準で推移。1ドルの上昇が約40億円の利益圧迫となるため、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の引き上げなどで対応するが、影響は避けられない。

 重油の消費が多い製紙業界では、調達価格を日本製紙グループ本社の88ドルや北越製紙の90ドルなど、原油価格を低めに想定した。王子製紙や日本製紙は原油価格1ドルの上昇ごとに4億円のコスト増となるため、「さらなる価格転嫁をお願いする」(王子製紙の篠田和久社長)という。

 原油価格高騰の直撃を受けるのは石油元売りだ。日本石油など各社は、6月出荷分のガソリン卸価格を1リットルあたり10円以上値上げする見通しだ。22日の米原油先物相場は1バレル=135ドル台に突入、各社の主な調達先の中東・ドバイ原油は21日時点で1バレル=123.75ドルと、前月比16ドルも上昇している。このため、5月の調達コストは1リットルあたり10円以上悪化し、「大幅な値上げは避けられない」(元売り幹部)状態。消費者の節約努力も吹き飛ぶ物価の高騰につながりそうだ。

<引用:iza>
原油高騰歯止めかからず…企業や家計への打撃深刻
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/147218/
posted by ai at 07:47 | 日記